面接では自分の本音を押し殺して良き求職者を演じきった【063】

マスメディアや教育機関を利用し

多数派意見を操作することで

甘い汁を吸っている奴らがいる。

 

 

どうも、てつです。

 

 

前回の記事【062】では

趣味の筋トレについて

面接官に説明したところ

 

「そんな素人レベルで筋トレが趣味とかよく言えるね」

 

となぜそこまで私を私を貶めたいのかと

思ってしまうことを言われたところまでを

 

ご紹介しました。

 

 

今回はハチャメチャ面接の完結編です。

これは落ちたと確信した

これまでのやり取りで私は

「これは落ちたな」

と確信しました。

 

 

面接官(理事長)も

 

「君は面白い人材だし

優秀なんだけれどちょっとね…」

 

と面接中に呟いていました。

 

 

これは私の勝手な想像ですが

「従順ではなく支配し難い人材」

と判断されたのだと思います。

 

 

それから先は事務的で

当たり障りのない質問を

いくつかされました。

 

 

「利用者の送迎のために

車を運転してもらうが問題ないか?」

 

「いつから働けるか?」

 

「同時に応募している会社はあるか?」

 

などの質問です。

面接終了直前に脳裏をよぎったこと

今までのやり取りから

こんな人が理事長を務める組織に入ったら

 

きっとすぐに

私は潰されてしまうだろう

容易に想像できました。

 

 

しかし

面接を終える直前

私の脳裏に過ったのは

 

「彼女にどう思われてしまうかな…」

ということでした。

 

 

私は無職です。

 

 

しかも医師からは

うつ病であると診断されていました。

(自分がうつだと認められてはいませんでしたが)

 

 

とにかく当時の私は

 

自分で自分を信じることも

認めることも

愛することもできませんでした。

 

 

何か悪いことが起きた時には

必ず自分に原因があると考え

自分を責めていました。

 

 

今回の面接も

例外ではありません。

 

 

客観的に考えても

理事長の発言や態度は

おかしかったと言えます。

 

 

しかも私が応募した

高齢者向けパソコン教室の組織は

理事長が絶大な権力と支配力を持ち

 

一般社員は

例え理事長とは違う意見を持っていたとしても

 

それを口にすることすら

許されない環境の様でした。

 

 

私が過去の記事で何度か触れてきた

恐怖支配によるピラミッド型の

組織構造をしていました。

 

 

当時の私は

自分が社会不適合者だと理解しつつも

 

それを認めて開き直ることは

できませんでした。

 

 

「社会の方がおかしいのではないか?」

「そんな社会に適合しない生き方を探そう」

 

などと思うことができていれば

どんなに救われたか…。

 

 

社会に適合するということは

世の中の多数派を占める

 

ピラミッド型の組織に

適合するということです。

 

自分の本音を押し殺すことになっても

信念を曲げられても

良心の呵責に苦しめられても

 

会社の決定や

上司の決定に従って

仕事をしなければなしません。

 

 

しかし、この時の私は

まだ「普通に生きたい」と

思っていました。

 

 

「普通」「常識」「多数派」に

しがみつこうと必死でした。

 

 

みんなと違うということが

怖かったのです。

 

 

他者の目がとても気になりました。

 

 

親の目が気になりました。

 

 

彼女の目が気になりました。

 

 

友人の目が気になりました。

 

 

親戚の目が気になりました。

 

 

うつ病になって会社を辞めて

再就職活動もままならない自分

 

世間一般に言われている「普通」から

外れかけてしまった自分を

 

他者の目から隠そうと必死でした。

 

 

ピラミッド型の組織に

適合することが普通なのに

 

それができない自分は

異常者なのだと

自分を責めていました。

面接終了

面接官(理事長)

「面接は以上です。

結果は後日、電話で伝えます。」

 

 

「本日はお忙しい中

貴重なお時間をいただきまして

誠にありがとうございました。

 

 

一生懸命・精一杯

頑張りますので

 

どうか何卒

よろしくお願い申し上げます。」

 

 

私は深く長く

面接官(理事長)に

頭を下げました。

本音を押し殺して良き求職者を演じ切ったけれど

わかものハローワークで

私を担当してくださっていた

キャリアカウンセラーさんから

 

指導された通りのセリフを

言うことができました。

 

 

しかし、自分の本音を押し殺し

ありのままの自分を偽っている感覚が

強烈に感じられました。

 

 

悔しくて

悲しくて

情けなくて

 

訳の分からない感情が

胸の中で渦巻いていました。

 

 

そんな感情を全てのみ込み

営業スマイル全開で

 

「失礼いたします!」

 

と元気よくあいさつをして

私は面接会場を後にしました。

お礼状

キャリアカウンセラーさんから

面接が終わったらその日のうちに

 

お礼状を出すようにと

指導されていました。

 

 

面接の終わり際に

「何卒よろしくお願い申し上げます」

 

といった時と同じような葛藤が

心の中に渦巻きました。

 

 

心は

あんな奴の下では働きたくないと

言っていました。

 

 

しかし

理性の声がささやきます。

 

 

「お前はうつ病の無職。

 

仕事を選べる立場なのか?

上司を選べる立場なのか?

会社を選べる立場なのか?

 

合格する可能性が0.1%でも上がるなら

お礼状も書いて誠意を見せろよ。

 

お前のコト

みんながどう思うか分かってるのか?」

 

 

私は悔しさで震えながら

 

「先日は貴重なお時間をいただき

誠にありがとうございました。

 

現場の声を聴くことができ

より一層御社の一員として

働きたいと思いました。

 

精一杯頑張りますので

何卒よろしくお願いします。」

 

という旨を

お礼状に書いて

郵便ポストに投函しました。

あのパソコン教室は今

これは完全な後日談です。

 

 

先日

面接会場だったビルの前に

通りかかりました。

 

 

あの忌まわしき面接から

約3年の月日が流れていました。

 

 

ふと面接会場だった場所を

覗いてみました。

 

すると事業所があるはずの場所は

もぬけの殻で

 

テナント募集の張り紙が

貼ってあったのです。

 

 

マジかー(笑)

んー、やっぱりねー。

まぁ、しょうがないよねー。

 

 

歪んだマインドのリーダーが率いる

恐怖支配のピラミッド型組織が

繁栄するのは難しいのかもしれませんね。

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プロフィール

てつが自給菜園で育てた愛しい夏野菜ちゃんたち

てつと申します。

 

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ありがとうございます。

 

 

1991年生まれ。

 

某大学の工学系の学科を首席で卒業後

東証一部上場の製造業の技術職に就く。

 

入社約半年でうつ病を発症し退職。

 

約1年間の無職療養期間を経て

近所の小売店でアルバイトを開始。

 

うつ病の発症から約2年後

主観的にうつ病は完治したと実感。

 

 

2019年現在

・週に30時間のアルバイト

・食料を半自給するための菜園の運営

・ブログの運営

の3つの活動を中心に生活している。

 

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