うつ病になって失業してから彼女との関係は急速に悪化【055】

常識は移り行くもの。

どうも、てつです。

 

前回の記事【054】では初めてわかものハローワーク(以下、わかハロ)に行き再就職支援を受け始めた時の話

を紹介しました。

 

今回は私がうつ病を発症し会社を辞めたころから

当時お付き合いしていた彼女との関係が

急速に悪化していった話を紹介します。

うつ病と恋愛

今までの記事でも何度か登場していますが

当時私には

大学時代からお付き合いをしていた女性がいました。

 

私が、わかハロに通っていた頃

彼女は大学4年生で就職活動を終え

4月から企業に勤め始めるという状況でした。

 

当時私は彼女に

次のことを伝えていました。

 

・心療内科でうつ病と診断され会社を辞めたこと。

・療養の後に再び心療内科に行き「治った」と診断されたこと。

・ハローワークに行き再就職活動を始めたこと。

 

しかし、一番の苦しみの源であった

 

「医師から客観的にうつ病だと診断されたものの、主観的には自分がうつ病だと認められなかったこと」

「医師から治ったと診断されたものの、いつも気分が落ち込み生きる気力が湧かないこと」

「自分が何をしたいのか、何が好きなのかを感じ取れないこと」

 

などについては

伝えられずにいました。

 

彼女はとても常識的な人で

日頃から

 

「てつくんの考え方は甘い」

「みんな嫌なことを我慢しながら生きている」

「頑張らなくちゃダメ」

 

ということを言われていたので

本当のことを話しても

すぐに否定されてしまうと思いました。

 

苦しみを打ち明けても

「逃げるな」

「甘えるな」

「現実を見ろ」

 

といった感じに

自分の考えを

否定されてしまうと

思ったからです。

 

だから、彼女には

「うつ病はもう治った」と伝え

もう大丈夫だというフリをして

再就職活動が順調に進んでいるかのように

演じていました。

 

月に何度か会っていたのですが

その度に話題になるのはやはり

「就活はどう?」ということでした。

 

私はその質問が

怖くてたまりませんでした。

 

その質問に対する答えを用意するために

私は興味がある職種や企業を

無理やり見つけ出して

毎回彼女に説明していました。

 

そんなことを繰り返していたある日

「てつくんが興味のある仕事って、何の一貫性も無いように感じるんだけれど、一体何がしたいの?」

と聞かれてしまいました。

 

その時

「もう隠しきれないな」と思い

全てではないものの

自分の思いの一部を相手に伝えました。

 

・心理学や哲学に興味があったけれど、中学生の時に両親に「金にならないから辞めろ」と否定されその道に進むことを諦めたこと。

 

・自分が何がしたいのか何が好きなのか感じ取れないこと。

 

・雇われないで生きていきたいこと。

 

・これまでの人生は他者の期待を満たすために生きてきてしまったため、全く自分らしく生きて来られなかったこと。

 

・これからはありのままに自分らしく、自由に生きていきたいこと。

 

しかし

予想通り私の考えは

彼女から否定されてしまいました。

 

そして

「私なんかよりも、てつくんの夢を応援してくれる様な人と付き合った方が良いんじゃない?」

と言われました。

 

遠回しに

「別れよう」

と言われているということに

気付きました。

 

しかし私は

うつ病を患い

職を失い

自信を喪失し

父は希少がんを患い

祖母は亡くなり

母親の精神疾患は悪化し…

 

という中で

さらに彼女を失ってしまうということが

怖かったのです。

 

「彼女まで失ったら自分にはもう本当に何もなくなってしまう」

と思いました。

 

だから私は

「私のように非常識な人間には、あなたのような常識的な考えを持った人がそばにいて、私の暴走にブレーキをかけてくれることが必要なんです」

と伝えました。

 

今振り返れば

私や彼女を縛り付けていた「常識」こそが

苦しみの源だったのです。

 

常識や多数派意見というのは

教育やマスメディアによって

恣意的に創り上げられている側面が大きいです。

 

多数派意見を創り上げ

大衆を煽り

不安や劣等感を燃料にして

金儲けしている奴らがいるということに

最近気づき始めました。

 

しかし、3年前の私は

そんなことに

気付きもしなかったのです。

 

ただただ私は

「自分はどうしようもないダメ人間だ」

という思い強めるばかりでした。

自分を愛することができなかった

当時の私は

自分で自分を

愛することができていませんでした。

 

自分自身を

信じることができませんでした。

 

だから

自分自身ではなく

自分の持っているステータスに

すがろうとしていました。

 

つまり

「自分には彼女がいる」

というステータスに

すがりついてしまったのです。

 

うつ病だし

職も失った。

自分には何もない。

 

でもこんな自分にも

彼女がいる。

 

そんなことに

しがみつこうとしてしまったのです。

 

彼女との関係は

冷え切っていると分かっていました。

 

側にいても

お互いに幸せになれないと

本当は気付いていました。

 

しかし

当時の私は

彼女との別れを

受け入れられなかったのです。

 

本当に彼女を愛しているのなら

今すぐにでも彼女を手放して

私というしがらみから解放すべきでした。

 

でも私は

彼女に欲望を向けてしまいました。

 

彼女の幸せではなく

自分のステータスのために

彼女をつなぎとめようとしてしまいました。

 

「自分で自分を愛することができない人は真の意味で人を愛することができない」

 

どこかで聞いた

その言葉が頭をよぎりました。

 

しかし私は

それに気付かないフリをして

その場をやり過ごしました。

 

「しばらく距離を置こう」

と彼女に伝え

その日は解散しました。

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プロフィール

てつが自給菜園で育てた愛しい夏野菜ちゃんたち

てつと申します。

このブログに訪問していただき、ありがとうございます。

1991年生まれ。

某大学の工学系の学科を首席で卒業後、東証一部上場の製造業の技術職に就く。

入社約半年でうつ病を発症し退職。

約1年間の無職療養期間を経て近所の小売店でアルバイトを開始。

うつ病の発症から約2年後、主観的にうつ病は完治したと実感。

2019年現在、
・週に30時間のアルバイト
・食料を半自給するための菜園の運営
・ブログの運営
の3つの活動を中心に生活している。

 

このブログでは、

・私がうつ病を発症した原因の分析

・うつ病のどん底から立ち上がるまでの物語

・うつ病を通して得られた人生に対する深い気付き

・うつ病経験者としてこれからの人生をどう歩んでいくかの思索

などを紹介しています。

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