失業手当受給資格認定のために診断書をもってハローワークへ【053】

どうも、てつです。

前回の記事【052】では、再就職活動を始めるために心療内科に行き医師の診断書を発行してもらった話を紹介しました。

今回は、その医師の診断書をもって、失業手当受給資格の審査を受けるためにハローワークに行った時の話です。

失業手当受給資格の認定日

ついに、失業手当受給資格の認定日が来ました。先日心療内科で発行してもらった診断書を持って、私はハローワークへ向かいました。私と同じ日に失業手当の受給資格審査を受ける方は私以外にも沢山いました。この時も、前回の記事【052】で私が初めてハローワークに行った時のように、背中を丸め俯き「私の人生はもう終わりました」と言いたげな表情をした方を沢山見かけました。そして、私自身もそのような思いを抱いてその場にいました。「入社半年でうつ病になって会社を辞めた人間を欲しがる会社なんてあるのか…?」そんな考えが頭の中に渦巻いていました。

当時の心境は、今考えても複雑なものです。「自分自身がうつ病であるということを認められていないのに、うつ病と診断され会社を辞め、さらにそれが治ったという診断書を医師に発行してもらい、それを使って失業手当を貰おうとしている」という奇妙な状況に思えました。嘘をついて失業手当を貰おうとしているような罪悪感を覚えていました。

 

さて、窓口に呼ばれ私の受給資格審査が始まりました。私は先日指定された通り、医師の診断書を窓口の職員に渡しました。診断書の内容は「うつ病が原因でやむを得ず前職を退職したが、2ヶ月間の休養により心身の健康が回復したため、今はフルタイムで働ける状態にある」というものです。

口頭でも仕事を辞めた経緯などを説明したところ、事務的にあっさりと失業手当の受給資格が認定されました。私にとっては生まれて初めての大仕事であっても、ハローワークの職員にとってはありふれた日常なのだということを実感しました。

受給資格が認定されたことにより、サラリーマン時代に貰っていた給料の7割を3か月間貰う権利が得られました。

未経験者可の求人専門のハローワーク

窓口の職員の方は、私の話を聞いて非常に残念がっているように見えました。「若いし優秀そうなのに、うつ病なんかになって運が悪いね。しかもお父さんが希少がんになってしまうなんて、大変だね。可愛そうだね。」と遠回しに言われた気がしました。私はその方から、MR(製薬会社の営業)など専門知識が必要とされ給料も良い職を目指すことを勧められました。また「フリーターにはならない方が良い。一度フリーターを始めたら抜け出せなくなる。」と言われました。

その職員の方は「フリーターは良くないもの」と認識しているようでした。そしてまた、当時の私自身もフリーターに対して良くないイメージを持っていたので、フリーターになるつもりはありませんでした。再就職活動をしてサラリーマンとして企業に雇われて働くという選択肢しか頭にありませんでした。(当時は自分が、まさかフリーターをしながら食料の自給を始めることになるなどとは夢にも思っていませんでした。やはり人生は予測不能な偶然の連続体なのでしょう。今はサラリーマン時代に比べて金はありませんが、健康な心身とたくさんの時間を手に入れることができました。)

そして最後に職員の方から「君はまだ若いから、未経験者可の求人を専門に扱うハローワークに行った方が良い。そこなら個別支援も受けられるから、ここよりも良いと思う。」と言われ、比較的年齢が若い方を対象とした未経験者可の求人を専門に扱っているハローワークに行くように勧められました。

雇用保険受給資格者説明会

失業手当の受給資格認定を受けた後、雇用保険受給資格者説明会というものに参加するように言われました。

そこでは、失業手当を受給するにあたっての注意点が説明されました。

「働く意志があり、かつ就職活動を積極的に行っている方にしか失業手当を支給することは出来できません。毎月失業手当の支給認定日に、あなた方の過去1ヶ月間の活動内容をチェックし、基準を満たしていれば失業手当を支給いたします。」

という内容の説明をハローワークの職員からされました。

また、キャリアカウンセラーの方からのアドバイスや、職業訓練の案内などもあったと記憶しています。

うつ病と恋愛

説明会が終わり、私は帰路につきました。

そこでふと頭をよぎったのは、「彼女になんて言おう…」ということでした。

当時お付き合いをしていた女性はとても常識的な人で「てつ君は会社を辞めたんだから、いち早く次の仕事を探さなきゃダメだよ」という姿勢で私に接してきました。正論です。

私は彼女に嫌われたくなかったので、自分の本音を彼女に伝えることできませんでした。本当のことを言ったら彼女に嫌われてしまうと思いました。複雑な胸の内を打ち明けても否定されてしまうような気がしました。何故なら彼女は常識人だったからです。「甘えるな。現実を見ろ。」などと言われるような気がしました。だから私は「うつ病になったから会社を辞めたけれど、しばらく休んでもう回復したから就職活動を始めたよ。ハローワークの職員の方に、未経験者可の求人を専門に扱っていて個別支援が受けられる場所を紹介してもらったかから、年明けからそこに通って就活をすることにしたよ。安心して。」と彼女に伝えました。

自分の胸の中に、ドス黒くて重たいヘドロが広がっていくような感じがしました。

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プロフィール

てつが自給菜園で育てた愛しい夏野菜ちゃんたち

てつと申します。

 

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ありがとうございます。

 

 

1991年生まれ。

 

某大学の工学系の学科を首席で卒業後

東証一部上場の製造業の技術職に就く。

 

入社約半年でうつ病を発症し退職。

 

約1年間の無職療養期間を経て

近所の小売店でアルバイトを開始。

 

うつ病の発症から約2年後

主観的にうつ病は完治したと実感。

 

 

2019年現在

・週に30時間のアルバイト

・食料を半自給するための菜園の運営

・ブログの運営

の3つの活動を中心に生活している。

 

このブログでは

 

・私がうつ病を発症した原因の分析

・うつ病のどん底から立ち上がるまでの物語

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